予防医療テックで職域向けにオンライン診療などの健康支援プログラムを提供する株式会社リンケージ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:生駒恭明)は、2022年6月1日、曽根 壮大が取締役CTO(Chief Technology Officer)として就任し、新経営体制となったことをお知らせいたします。
今回CTOに就任した曽根は、広島県警の警察官からエンジニアにキャリアチェンジし、株式会社はてなを経て、株式会社オミカレの元副社長/CTOを務めた人材です。曽根氏はこれまで、エンジニアリング、事業・組織開発などの知見に長けたプロフェッショナルとして、テクノロジー業界を牽引してきました。
リンケージは創業から10年で延べ174の健康保険組合、企業1,550社の従業員の健康を支援しています。国内ヘルスケア市場は2030年に30兆円〜40兆円規模(*1)まで拡大が予測され、今後も成長が見込まれる領域です。事業や組織の成長をより加速させるため、この度の経営体制の強化を契機に採用活動も積極的に行ってまいります。
CTO就任の背景
リンケージは2011年創業の予防医療テック企業です。「テクノロジーとつながりで健康意識の温度をあげる」をミッションに掲げ、オンライン問診などを起点に従業員の心身の健康課題を可視化し、必要な医療へのアクセスや組織の生産性の向上に貢献してきました。オンライン禁煙では延べ10000人(2021時点)に提供し、国内のオンライン禁煙で最大規模の実績があります。
顧客数も順調に増え、これまで延べ174組合、企業1,550社へ導入し、加入者数600万人以上のネットワークを有します。従業員は開発組織を中心にこの1年で約2倍に拡大しました。
近年では、これまで健康保険組合でのネットワーク拡大のほか、より多くの人に予防医療を届ける新規サービスも展開しています。
現在、充実した医療保険制度を持ち、医療にアクセスしやすい日本において、心身の不調は「症状が出てから、必要であると思えば治療するもの」という認識が一般的です。しかし、表面化しづらい心の不調や、自覚症状の乏しい生活習慣病、不調があっても“病気”として認識されづらい更年期症状など、発見が遅れることなどにより、多くの課題が存在します。
医療を取り巻くさまざまな課題を解決し、個人のウェルネスを実現させるために重要なのは、一人一人が健康意識を高め、病気になりにくい状態を保つことです。そこでリンケージは、企業や団体などのコミュニティから個人への働きかけは、より多くの人に「気づき」のきっかけを提供できると考え、これまで職域で予防医療に取り組んでまいりました。
今後さらに「テクノロジーとつながりで健康意識の温度をあげる」ために、従来にない新たな視点からのアプローチが必要不可欠です。そこで、さらなる事業成長を実現するために、この度の経営体制の強化に至りました。今後は、技術開発の分野で長く活躍してきた曽根氏の参画を通じ、既存プロダクトの技術力強化や新規プロダクトの創造を行う予定です。今後、予防医療テックサービスの提供を通じて、あらゆる人が健康を維持しやすくなる社会をつくるために邁進してまいります。
CTO・曽根 壮大 プロフィール
2004年 広島県警 任官
2008年 エンジニアキャリアをスタート
2010年 (株)アスコン、(株)スクイズ研究所、 (株)まほろば工房 他
2017年 株式会社はてな
2018年 株式会社オミカレ副社長/CTO
2020年 合同会社 Have Fun Techを起業
2022年 当社に参画
その他、Microsoft MVP、日本PostgreSQLユーザ会理事、builderscon 2017、YAPC::Kansaiなどのイベントでベストスピーカー受賞。岡山Python勉強会主催、オープンラボ備後所属などコミュニティ活動多数。
著書に、『Software Design』誌で、データベースに関する連載「RDBアンチパターン」をまとめた『失敗から学ぶRDBの正しい歩き方』がある。
曽根 壮大からのコメント
私たちはテクノロジーと人々のつながりの力で、皆様の「最後まで、自分らしくある」を実現できるような社会を目指しています。
そのためにも様々なサービスを通じて予防医療を皆様の手元に届けることで、事業成長に貢献していきます。
リンケージでは仲間を募集しています
リンケージでは現在、プロダクトマネージャーをはじめ多くの職種で採用活動をしております。詳しくはこちらからご覧いただき、お気軽にご応募、お問い合わせください。
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*1:『新たな成長戦略 ~「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」~ 戦略市場創造プラン(成長戦略2013)』
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/seicho_senryaku2013_plan2.html
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