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2022.5.2

リンケージ、フェムテックサービスFEMCLEの更なる成長のため顧問体制を強化。女性特有の健康課題に対するサポート体制の強化へ

職域向けにオンライン診療などの健康支援プログラムを提供する予防医療テック企業である株式会社リンケージ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:生駒恭明)は、この度体制の強化を行い、新たに東京大学大学院准教授の甲賀かをり先生が当社サービス「FEMCLE(フェムクル)」の顧問に就任しましたのでお知らせいたします。

FEMCLEの更なる成長のため顧問体制を強化

コミュニティから働きかけるリンケージの「予防医療」

充実した医療保険制度をもち医療にアクセスしやすい日本において、心身の不調は「症状が出てから、必要であると思えば治療するもの」という認識が一般的です。しかし、表面化しづらい心の不調や、自覚症状の乏しい生活習慣病、不調があっても“病気“として認識されづらい更年期症状など、発見が遅れることで重症化する病気は多く存在します。医療を取り巻くさまざまな課題を解決し、個人のウェルネスも実現させるために重要なのが、一人一人が健康意識を高め「病気になりにくい状態を保つこと」「自分の心身の変化に気づくこと」です。

「テクノロジーとつながりで健康意識の温度をあげる」をミッションに掲げる当社は、2011年の創業以来、「オンライン禁煙診療」や、企業向けメンタルヘルスケアサービス「Rasika」「かかりつけ保健師for LINE」などを展開して参りました。

女性特有の健康課題に関しては、企業の女性従業員の月経に伴う症状や更年期障害といった健康課題を改善へ導く法人向け女性ヘルスケアサービス「FEMCLE」を展開しています。Web上の問診を通じて症状に「きづく」機会を提供し、E-learningなどの「まなぶ」、チャット相談・医療機関紹介などの「医療につながる」サポートをするサービスです。

今後の展開

この度リンケージでは、FEMCLEのさらなる成長を目指し顧問体制を強化しました。具体的には、弊社のビジョンやこれまでの取り組みへの共感を得て、新たに東京大学大学院准教授の甲賀かをり先生に当社提供サービス「FEMCLE」の顧問に就任いただきました。

FEMCLEにはすでに各専門領域でご活躍されている先生方にも顧問に参画いただき、本年4月から総合母子保健センター愛育病院の病院長に就任された百枝幹雄先生に総監修をいただいています。関東中央病院 産婦人科 部長の中江華子先生にプログラム監修を、同院 産婦人科の稲葉可奈子先生、田辺レディースクリニック第二婦人科部長の髙井雅聡先生にコンテンツへのご協力をいただいています。また、NPO法人子宮内膜症啓発会議(JECIE)の事務局長の堀内吉久氏、日本医療政策機構 マネージャーの今村優子氏、前 グラクソ・スミスクライン健康保険組合 常務理事の鵜飼雅信氏にもアドバイザーとして参画いただいています。

今後は先生方のご協力のもと、リンケージが展開する女性ヘルスケアサービスFEMCLEのさらなる成長に向けた取り組みや、利用者に対するサポート体制の強化を行います。新体制となった当社は、意思決定のさらなる迅速化と経営力の強化をより一層推進し、これまで以上に価値のある事業を展開してまいります。

ご紹介

顧問・コンテンツ監修:甲賀 かをり先生 (2022年4月就任)

甲賀かをり先生

東京大学 大学院医学系研究科 准教授
1996年 千葉大学卒業、東大産婦人科研修医
1997年 三井記念病院、国立霞ヶ浦病院 産婦人科研修医
2003年 武蔵野赤十字病院医員
2004年 東京大学助手
2006年 プリンスヘンリー研究所・イエール大学留学
2008年 東京大学医学部 講師
2014年 東京大学大学院 准教授

顧問・FEMCLE総監修:百枝 幹雄先生(2020年6月就任)

百枝幹雄先生

総合母子保健センター愛育病院 病院長
1984年 東京大学医学部卒
東京大学医学部附属病院、東京都立築地産院、焼津市立総合病院、長野赤十字病院、三楽病院、
米国国立衛生研究所(NIH)留学を経て、
2004年 東大産婦人科講師
2010年 聖路加国際病院女性総合診療部(産婦人科)部長、2012年から同病院副院長を兼務
2022年 総合母子保健センター愛育病院 病院長

顧問・FEMCLEプログラム監修:中江 華子先生(2020年6月就任)

中江華子先生

関東中央病院 産婦人科 部長
1996年 筑波大学医学専門学群卒業後、国立国際医療センターで研修
2006年 東京大学大学院医学系研究科修了後、米国国立衛生研究所(NIH)留学
2009年 東京大学医学部附属病院助教
2013年 帝京大学ちば総合医療センター講師
2015年〜 現職

顧問:稲葉 可奈子先生(2019年11月〜就任)

稲葉可奈子先生

関東中央病院 産婦人科 医長
2008年 京都大学医学部卒業
2008年 京都大学医学部附属病院(初期研修)
2010年 東大産婦人科に入局、東京大学医学部附属病院、三井記念病院で研修
2016年 東京大学大学院博士課程修了
2015年~現在 関東中央病院産婦人科(医長)

顧問:高井 雅聡先生(2020年3月〜就任)

高井雅聡先生

田辺レディースクリニック 第二婦人科部長
2006年 大阪医科大学医学部卒業
2015年 大阪医科大学医学部にて博士号授与
日本産科婦人科学会 専門医/マンモグラフィ読影認定医/日本女性医学学会 女性ヘルスケ
ア専門医/母体保護法指定医/乳がん検診超音波検査実施・判定医師

アドバイザー:堀内 吉久氏(2020年3月就任)

堀内吉久氏

NPO法人子宮内膜症啓発会議(JECIE) 事務局長
1982 日研化学株式会社 医薬企画課長
2002 グラクソ・スミスクライン株式会社 マーケティング部長
2009 バリューファーマ株式会社 マーケティング担当取締役
2010~現在 ストラメッド株式会社 代表取締役
2012~現在 (認定)特定非営利活動法人日本子宮内膜症啓発会議 事務局長

アドバイザー:今村 優子氏(2020年7月就任)

今村優子氏

日本医療政策機構 マネージャー
2007年~2014年 愛育病院等にて助産師として勤務
2016年 英国シェフィールド大学 公衆衛生学修士課程修了
2017年 医療政策シンクタンクである日本医療政策機構に参画。女性の健康プロジェクト等を担当し、調査の立案、企画、実行、政策提言を行う。

アドバイザー:鵜飼 雅信氏(2019年4月就任)

鵜飼雅信氏

1977年 日本グラクソ 入社
2011年 グラクソ・スミスクライン健康保険組合 常務理事
2011年 一般社団法人保険者機能を推進する会 女性の健康研究会担当理事
2015年 一般社団法人保険者機能を推進する会 代表理事副会長

働く女性の健康課題を可視化し、専門医のフォローで労働生産性を改善する「FEMCLE」

法人向け女性ヘルスケアサービス FEMCLE

NPO法人日本子宮内膜症啓発会議(JECIE)及び豊富な経験・実績を持つ約100名の専門医のサポートのもと展開する、働く女性の健康課題に着目したサービスです。月経や更年期など女性特有の健康課題を「Web上の問診」「E-learning」「チャット相談」等で解決し、女性はもちろん、男性も含め誰もが働きやすい組織づくりをサポートします。 また、組織診断により労働損失をはじめとする組織の課題を明らかにし、具体的な改善まで繋げます。

<「FEMCLE」詳細について>
「FEMCLE」へのお問い合わせは、Webサイトのお問い合わせ窓口よりお送りください。
https://femcle.linkage-inc.co.jp/

その他サービスについては当社Webサイトをご参照ください。(https://linkage-inc.co.jp/


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