Linkage

2023.6.1

日本医療政策機構フェローの今村優子がリンケージに参画

医学的エビデンスに基づいた「FEMCLE」の事業推進を加速

予防医療テックでオンライン診療など健康支援プログラムを提供する株式会社リンケージ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:生駒恭明)は、日本医療政策機構フェローの今村優子が参画することをお知らせします。

従来、顧問としてリンケージをご支援いただいてきましたが、今後は同じチームの一員として法人向け女性ヘルスケアサービス「FEMCLE」の事業推進、ならびに医療機関との連携を強力に加速していきます。

今村優子 略歴

総合周産期母子医療センター愛育病院、育良クリニック等にて、助産師として8年間、妊娠期・分娩期・産褥期の多くの女性のケアにあたる。臨床経験を通じ、女性の健康や妊娠、出産に関する国レベルの政策策定を学ぶ必要性を感じ、イギリスへ留学。シェフィールド大学にて公衆衛生学修士課程修了。帰国後、2017年2月より日本医療政策機構に参画し、マネージャーとして女性の健康や非感染性疾患対策をテーマとした調査研究や専門家会合の企画・実行、政策提言の策定等を行う。2023年4月、同機構のフェローに就任。

参画にあたって今村優子からのコメント

日本医療政策機構では、市民主体の医療政策を実現すべく、独立したシンクタンクとして、幅広いステークホルダーを結集し、社会に政策の選択肢を提供することをミッションとして活動してまいりました。特に、女性の健康プロジェクトでは、働く女性たちの月経症状や月経前症候群、更年期症状の実態を明らかにし、女性の健康に関するヘルスリテラシーと健康行動や労働生産性の関連性について提言しました。本提言がきっかけとなり、経済産業省と東京証券取引所が協働で健康経営に取り組んでいる上場企業を選定・公表する「健康経営銘柄」の選定要件の中に「女性の健康保持・増進に向けた取り組み」が追加される等、「女性の健康」が日本の医療政策において重要な課題となっていく動きを体感してきました。
リンケージが提供する女性のヘルスケアサービス「FEMCLE」は、女性たちが自分自身の身体の現状に「きづき」、正しい知識を「まなび」、そして適切な医療機関に「つながる」までをサポートします。これは、ここ数年で私が婦人科へのアクセス向上に関して提言した内容を具現化したサービスであると確信しております。
これまでの経験を活かし、女性たちを取り巻く環境がより良いものとなるサービスを提供できるよう努めてまいります。

法人向け女性ヘルスケアサービス「FEMCLE」について

企業で働く女性社員に対し、月経に伴う症状や更年期障害、PMS、月経痛、不妊予防、妊活といった女性特有の健康課題を改善へ導くヘルスケアサービスです。秘匿性を担保した上でWeb上の問診で女性自身が自分の体の現状に「きづく」機会を提供する他、男性社員にも女性の健康に関するE-learningやチャット相談で「まなぶ」機会を提供することで組織全体のヘルスリテラシー向上に寄与します。受診が必要な方には適切な医療機関に「つながる」までをサポートし、女性が健康課題を根本解決することを支援します。健やかに働く女性が増えることで、企業にとってもパフォーマンス向上・生産性向上につながるサービスです。

本件に関するお問い合わせについて

株式会社リンケージ 広報担当
TEL:03-6452-8915
MAIL:pr@linkage-inc.co.jp