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2020.7.1

第93回日本産業衛生学会にて「完全オンライン禁煙プログラム」の有効性および禁煙維持の関連因子について発表

株式会社リンケージは、2020年6月12日(金)〜6月28日(日)に開催された、第93回日本産業衛生学会(Web開催)で、弊社が提供している「完全オンライン禁煙プログラム」の有効性および禁煙維持の関連因子について発表を行いました。

■発表のポイント
1.短期的な禁煙継続だけでなく、中期的(6ヶ月程度)な継続率も比較的良好に保持
「完全オンライン禁煙プログラム」解析対象者393名のうち、開始3か月時点での禁煙成功者は344名(88%)。加えて、禁煙成功者のうち309名がプログラム開始後6か月時点で禁煙を維持した(79%)。

2.禁煙継続に対する、自信度の相関
プログラム初回および治療後の自信度の向上が、プログラム開始6ヶ月時点での禁煙継続率に有意に関連。
一方で治療内容や喫煙期間、TDS得点などは禁煙継続と有意な関連を認めなかった。

<完全オンライン禁煙プログラムとは>
約2ヶ月の間に計4回オンライン上で医師の診察を受け、自宅などに配送される禁煙治療薬も併用しながら禁煙を目指すプログラム。
2017年3月の内閣府規制改革推進会議にて、初回診察〜再診まで全ての診察をオンラインにて実施する政策提言を弊社が行い、同年7月14日に「規制緩和」を実現。完全オンラインで通院せずに診療できる禁煙治療モデルを確立。
弊社の完全オンライン禁煙プログラムは、従来の禁煙外来の課題を解決できる効果的な禁煙治療として多くの健康保険組合から選択され、2020年6月30日時点で5,000名以上の方にご利用いただいております(国内トップシェア)。

<学会発表概要>
第93回日本産業衛生学会(Web開催)
演題名:完全オンライン禁煙外来の治療成績および禁煙維持関連因子の検討
発表者:石澤 哲郎(ワーカーズクリニック銀座院長、株式会社リンケージCMO)